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2011.06.05 Sunday

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2011.05.04 Wednesday

糸そうこう

 糸ソウコウ

こちらは糸そうこう。

そうこうとは織物をする上で織物の組織を作る仕組みです。

平織りであれば、一本の経糸が緯糸の上に来たり、
下に来たりしているのを見たことがあると思います。

そういった経糸の動きを作る大切な場所なのです。

このそうこうは一本の丈夫な糸で作っていきます。
言い換えれば糸と細長い樹の枝があれば
どこでも織物の組織が作れるということになります。


もともと訓練所では金属のそうこうを使っていました。
当時は合成繊維を使っていたのであまり気にしていなかったのですが
綿100%の糸を使い始めると
糸にさびがつくことがわかりました。

なぜこんなに錆がついてしまうのか。。
壁があり建物の内と外がはっきりしている日本では
考えないかもしれませんが
訓練所の建物の中は外とあまり変わりありません。
そういった環境では錆はどうしてもついてしまうのです。


そこで糸を使ってそうこうを作る方法に切り替えました。


そうこうは経糸一本一本に
各一つずつ必要です。

気の遠くなる話ですが
ゆっくりゆっくり間違いのないように経糸にそうこうを絡ませていきます。

訓練所にやって来た生徒が、初めにつまずく行程の一つ。
真剣なまなざしで初めてのそうこう作りをしています。

生徒のそうこうに苦戦の図




2011.05.03 Tuesday

糊を抜く作業

織り上がったクロマー 

織り上がったクロマーは
糸に糊がついた状態です。

ちょうどYシャツに糊を付けてアイロンがけをした状態と同じ。
使い続けるうちに取れてくるので
このままシャリ感のあるクロマーを楽しんでもらっても良いのですが
初めてクロマーを触ってもらう方には
本当に柔らかい感触を実感して頂きたいと思っています。

また、カンボジアの自然の中で織られたクロマーは
やっぱり織っているときに土ぼこりをかぶってしまうのが現状です。

日本で販売するにあたり
こういった品質の管理は徹底したいもの。

なので、織り上がったクロマーはすべて一度洗うことにしています。

糊抜き作業においても
薬品は使わずに温かいお湯できれいに洗います。

使っている糊が自然の物なので
お湯でも十分落とすことが出来るのです。

ひと手間ひと手間が
Tau mock tietのクロマーの品質になっています。


2011.05.02 Monday

経糸に糊をつける作業

 経糸に糊をつける作業

Tau mock tiet では
綿100%の撚りの少ない単糸を使っています。

この糸はアジア綿と呼ばれ
アメリカ綿などと比べても繊維長が短く切れやすいので
工業用としてはあまり使われていません。

アジア綿の特徴としては太く、短い繊維なので
機械紡績には向いていないのですがとても弾力に富んでいます。

この糸を使って手織で織っていくには
とっても慎重に糸を扱う必要があります。

そこで経糸に糊を付けることで
織っている時の糸にかかる負担を少なくし
糸切れを防ぐことが出来ます。

もちろんでんぷんを主成分とした
植物からこの糊も作っています。
とってもいいにおいがするので糊付け作業は
お腹が空いてきます。

加工は食用として普通に家庭で用いられているものを使うことで
使用済みの廃液で環境に負担がかかることもなく、
また作り手にとっても全く害のない
日々の家事と同じような感覚で出来ます。





2011.05.01 Sunday

伝統的な機織り機

伝統的な手織物の写真 

この杼(ひ)を使って糸を一本一本織り込んでいきます。

糸を強く張りすぎても、緩くしすぎても良い織物は出来ません。

織り機の癖を知り、手の感覚で糸のテンションをはかります。


筬(おさ)は通した糸を打ち込む部分です。

こちらも強く打ち込みすぎると均等な織物が出来ないため

同じ力の強さで打ち込む熟練の技が必要です。



2011.04.30 Saturday

生徒の糸巻きの図

生徒の糸巻きの図

日中は明るいので室内なら窓際で糸巻きが出来ます。

今日は生成りの糸を使って経糸を準備しています。
春物のクロマーは色合いを軽やかにするためにも生成りの糸を経糸によく使います。 

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